バイオレンス 「ディナーラッシュ」 ギャングが暗躍するイタメシ屋のエゴと血の香り ディナーラッシュ(2000年 ボブ・ジラルディ監督) アマゾンプライムをしばらく見ないうちに、この「ディナーラッシュ」が無料見放題になっていた。これはラッキーとばかり、さっそく鑑賞。 やはり面白い。2000年の公開時と同じ満足感、というより細部をしっかり観察できたので、以前より引き込まれた。 物語の舞台はニューヨークの... 2023年1月25日
バイオレンス 「Mr.ノーバディ」 さえないオッサンが豹変し、ロシアンマフィア相手に大暴れ! さえないオッサンが豹変し、ロシアンマフィア相手に大暴れ! Mr.ノーバディ (2021年 イリヤ・ナイシュラー監督) 筆者が子供のころテレビで「悟空の大冒険」(手塚治虫原作)というアニメが放映され、主題歌の歌詞に「暴れ出したら止まらない」という一節があった。本作を見ながら、この歌詞を思い出した。悟空は若々しいが、本作の... 2021年11月17日
バイオレンス 「パルプ・フィクション」 ろくでなし人間どものストーリーは尻拭き紙とともにトイレに流せ ろくでなし人間どものストーリーは尻拭き紙とともにトイレに流せ パルプ・フィクション(1994年、クエンティン・タランティーノ監督) 1994年のカンヌ国際映画祭パルム・ドール、95年の第67回アカデミー賞脚本賞を受賞。映画冒頭の解説によれば「パルプ」とは「質の悪い紙に印刷された扇情的な内容の出版物」だそうだ。 物語の中... 2021年7月21日
バイオレンス 「わらの犬」 偏狭な土地に移住したら、妻が荒くれ男に蹂躙されるぞという教訓 偏狭な土地に移住したら、妻が荒くれ男に蹂躙されるぞという教訓 わらの犬(1971年 サム・ペキンパー監督) サム・ペキンパーは「暴力の美学」と評されるバイオレンス派監督。彼が英国を舞台に撮ったのが本作だ。筆者は本作がペキンパーの最高傑作だと思う。公開時、スーザン・ジョージはメディアの取材で、なぜ本作に起用されたのかと質... 2021年7月18日
バイオレンス BROTHER ビートたけしは暗黒街のスーパーマン BROTHER(2001年 北野武監督) 北野武監督のお得意のヤクザ映画だが、舞台の中心を米国に設定したところが斬新だ。 親分を殺され、組織を失ったヤクザの山本(ビートたけし)は弟のケン(真木蔵人)がいる米国ロサンゼルスに向かう。ケンは黒人青年らと麻薬売買を手掛け、元締とトラブルに。... 2021年6月3日
バイオレンス レザボア・ドッグス 拷問と謎解きが交差する“任侠映画” レザボア・ドッグス(1992年 クエンティン・タランティーノ監督) 29歳のタランティーノ監督を世界に知らしめた傑作。香港映画「友は風の彼方に」のパクリだが、ハリウッドに新風を吹き込んだ。 「ミスターホワイト」「ミスターブラウン」など色で呼ばれる6人のギャングが宝石店を襲撃した。店... 2021年6月3日